iTerm 上で,以下を行いなさい.
% cd
% cd -p ~kimura
% cd -
通常課題の課題2-1以降に戻りなさい.それが済んだものは,以下に進みなさい.
iTerm 上で,以下を行いなさい.
先頭にピリオド (.) がついたファイルやディレクトリは,何らかの設定ファイル (プログラムの環境設定を保存するファイル) になっており,例えば, Emacs の設定ファイルは .emacs である.普段はこれらのファイルを見る必要がないことから, ls コマンドでは,通常,これらのファイルを表示しない.
オプションを複数指定する場合,以下のように指定することができる.
% ls -Fa % ls -aF % ls -a -F % ls -F -a
上記の場合はいずれを指定しても意味は同じだが,オプションによっては,順番が違うと意味が変わる場合があるので,注意が必要である.
ls にはこの他にもたくさんのオプションがある.
ターミナルエミュレータで以下を行いなさい.
% alias
% alias rm
注意: 「\」をキーボードから入力するときは,「¥」キー ([F12]キーの下にあるキー) を使う. iTerm や Firefox の設定によっては,「\」が「\」又は「¥」に見え,両者の字形が一致しないかも知れない.理由は後日の講義で述べるが,これらは内部的に同じ文字を表している.
% rm file remove file? n ← alias により rm に -i が付き,確認される % \rm file.txt ← 何も言わずに削除される % ls file.txt ls: file: No such file or directory
% unalias lls
iTerm 上で以下を行い,ディレクトリ作成コマンド mkdir とディレクトリ削除コマンド rmdir について学びなさい.
% mkdir dir
% rmdir dir
% mkdir dir/subdir
レポート課題 (必修)を行いなさい.それが済んだものは,以下に進みなさい.
以下の課題を0個以上選択し,行った結果を印刷して提出しなさい.印刷結果には,必ず氏名と学籍番号を記載すること.なお,レポート課題4〜6は1枚の紙にまとめて印刷しても良い.
以下にこれらのコマンドの実行例を示すので,これをヒントに複数のディレクトリを登録する方法,登録されたディレクトリを表示する方法,それらのディレクトリの間を移動する方法,そして,登録したディレクトリを除去する方法を説明しなさい.
% cd /sbin % pushd /bin /bin /sbin % pwd /bin % dirs /bin /sbin % pushd /usr /usr /bin /sbin % pushd /bin /usr /sbin % pushd /usr /bin /sbin % pushd +2 /sbin /usr /bin % popd /usr /bin % popd /bin %
どのように「コマンドが存在する場所を探すためのコマンド」を見つけたかを示すこと.単に「man -k を使って調べた」といった解答だけでは再提出とする.どのようなキーワードを使って,どのように調べたのかを明示すること.但し,実行結果が冗長になるときは,要点のみを記載すること.
ヒント: tcsh のマニュアルの内, Alias substitution (エイリアス置換) の項を調べなさい.
% alias lu <ある引数> % lu X11R6 include libexec sbin bin info local share epkg lib local3 standalone % lu -F X11R6/ include/ libexec/ sbin/ bin/ info/ local@ share/ epkg@ lib/ local3@ standalone/ % lu -a -F ./ X11R6/ include/ libexec/ sbin/ ../ bin/ info/ local@ share/ .DS_Store* epkg@ lib/ local3@ standalone/
以下の例のように,引数が指定できず「No such file or directory」といったエラーが生じたり,
% lu -F ls: -F: No such file or directory /usr: X11R6 include libexec sbin bin info local share epkg lib local3 standalone
以下の例のように,オプションが複数指定できない (以下の例は, -F のオプションが機能していない) 場合は再提出とする.
% lu -a -F . X11R6 include libexec sbin .. bin info local share .DS_Store epkg lib local3 standalone
rm コマンド以外のコマンドなどを使った回答は不可とする.
ヒント: 「rm -l」とすると,「-l」の先頭が「-」で始まっているため, rm コマンドは「-l」を削除すべきファイル名ではなく, rm コマンドに対するオプションと解釈し,次のようなエラーメッセージを表示してしまう.これを回避するにはどうすればいいか.
% rm -l rm: illegal option -- l usage: rm [-f | -i] [-dPRrvW] file ... unlink file